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明王とは何か
2009/03/17(Tue)
明王の「明」とはサンスクリット語のヴィドヤーラージャの訳語で、「知識・学問」の意味です。


古代インドでは、知識や神秘的な呪力は、聖なる音(真言陀羅尼)を唱えることによって得られるものと考えられていました。やがて、この真言陀羅尼そのものを「明」と呼ぶようになりました。


この「明」を身につけている人を「持明者」、その王を「明王」と呼ぶようになりました。
なお、この明を祈り唱えるということからわかりますように、明王は密教特有の仏であります。


明王の役割は、「あまねく一切の衆生を教化して救済せよ」という大日如来の命を受け、とくに救い難い衆生に対して恐ろしい姿をもって相手を威嚇・屈服させ、力づくで仏の教えへと導こうとすることを使命としています。



明王の姿を見ると、条帛を左肩から懸け、腰には裳と腰布をまとい、装身具として胸には胸飾を肘や腕には釧(ブレスレット)を付けるなど、その姿の基本は菩薩と同じと言えます。
これは明王が衆生を救い、仏の教えに導こうとするという究極の目標は、菩薩のそれと何ら変わりがないことを意味しているのでしょう。


ただ明王の場合、素直に教えに従おうとしない衆生の教化をおもに担当し、その手段に威嚇することを用います。
故に、その姿は菩薩のそれを基本としながらも、着衣に禽獣の生皮を用いたり、冠や胸飾にドクロをあしらったり、あるいは腕や足首の釧に蛇を巻きつけたりしておどろおどろしさを強調しています。


そして形相は激しい憤怒の相が特徴で、手には様々な武器を持っています。また背後には煩悩を焼き尽くすとともに、怒りの象徴でもある火焔を光背用い、足下には夜叉や猛獣を踏まえているものもあります。


東寺-不動明王坐像
東寺-不動明王坐像


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