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菩薩とは何か
2009/03/16(Mon)
菩薩とは、菩提薩埵(ボーディサットヴァ)の略、サンスクリット語で「悟り(菩提)を求める者(薩埵)」の意味です。


菩薩は本来、悟りを開く以前の釈迦を指していました。
ですが、大乗仏教の時代になって、さまざまな仏の存在が考えられるようになると、如来に達する前段階にある悟りを求めて修行に励む人すべてを総称するようになりました。


しかし正確には、大乗仏教の経典に登場する文殊・普賢・観音・勢至などの菩薩は、すでに悟りを開いていると考えられています。それでも菩薩にとどまっているのは、「自利利他行」と言って、菩薩の慈悲の心から、今もなお人々の救済を願って活動していると考えられているからです。



菩薩のうちもっとも種類が多いのは、観音菩薩(観世音菩薩・観自在菩薩)です。観音菩薩は、とりわけ慈悲の心が深く救いを求める人に応じて様々な姿を現して救済すると言います。
観音には、2臂(2本の腕)を持つ聖観音のほか、多面多臂(多くの顔と腕)の千手・十一面・如意輪などの種々な変化観音があります。

多くの顔と腕を持つのは、多方面に、そして細微にわたりくまなく人々を救済するという、慈悲の心が強調されたからです。


もっとも古くからその存在が考えられたのが弥勒菩薩で、釈迦の入滅後、56億7000万年のちに悟りを開き、如来となってこの世に生まれ、釈迦の救いにもれた人々を救済するとされています。


普賢菩薩と文殊菩薩は、もともと釈迦如来の脇侍として登場しましたが、やがて普賢菩薩は慈悲をつかさどる尊格として、十大願という広大堅固な誓願を立てました。また文殊菩薩は「知恵の文殊」として諸仏の知恵の働きを象徴することで有名です。


勢至菩薩は観音菩薩とともに、阿弥陀如来の脇侍として表わされています。
このほか、知恵の菩薩として、とくに記憶力を増進させる力があるとされる虚空蔵菩薩や大随求・持世・馬鳴・般若の諸菩薩があり、阿弥陀如来が極楽浄土より来迎するときには、二十五菩薩が随従するとされています。



こうした菩薩の姿は、多少の違いはありますが、基本的には菩薩形といって、頭髪を高く結い上げ、宝冠を頂き、耳飾りや胸飾り、瓔珞、臂釧、腕釧などで身を飾り、薄い天衣や常帛、裳を身にまとってます。


如来が質素な姿であるのに対し、菩薩がこのような装身具で身を飾った姿をとるのは、悟りを開いた如来となる前の釈迦の姿、シャーキャ族の王子として生まれたシッダールタの姿を基本にしているからです。


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広隆寺-弥勒菩薩半跏像


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広隆寺-弥勒菩薩半跏像

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