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如来とは何か
2009/03/14(Sat)
如来とは、サンスクリット語のタターガタの訳語で、「真理に到達した者」という意味を持ちます。
仏教の真の悟りを得た者という意味で、仏、仏陀と同義語と言えます。


仏教が成立した当時、悟りを開いていたのは、「釈迦如来」だけでしたが、初期の仏教教理の中で過去七仏が案出され、釈迦如来の後継者となる未来仏は「弥勒如来(菩薩)」とされています。


のちに大乗仏教として体系化されたころには、東方浄瑠璃世界の教主で病を癒し寿命を延ばす功徳を持った「薬師如来」や、西方極楽浄土の教主で死後の安楽を成就させる本願(人々を救おうという誓い)の「阿弥陀如来」、仏教政界全体を包括するという、仏教の広大さを象徴した「毘盧舎那如来」などが考え出され、

さらに密教では、あらゆる存在が体系化され、仏・菩薩などもすべては大日如来から生じるとされ、新たに「大日如来」を中心とした世界観が説かれました。



このように釈迦如来に限らず、ほかにも如来が存在すると考えるのは、
過去・現在・未来の三世、東西南北、東南、西南、東北、西北、上下の十方のどこにでも仏さまはいるとする「三世十方諸仏」の思想にもとづくものです。



次に、如来の姿について見てみましょう。

如来が造形作品のなかで表現されるようになった初期のころは、如来を人間の形で表わすのはおそれ多いと考えられ、塔(ストゥーパ)や宝座、宝輪などで、釈迦の存在を象徴的に暗示するのみでした。


しかし紀元前1世紀ごろに、如来を人間の姿を借りて表現することが始まりました。
如来の姿のモデルとなったのは、出家した釈迦の姿でした。


釈迦の身体的特性をもとにしてまとめられた「三十二相八十種好」を備えているものとして、例外的存在と言える大日如来を除けば、大衣を1枚だけをまとう形で、装飾品や宝冠などを身につけていないのが最大の特徴です。


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室生寺-釈迦如来坐像


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室生寺-釈迦如来坐像


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