2017 05 ≪  06月 123456789101112131415161718192021222324252627282930  ≫ 2017 07
スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
勢至菩薩
2012/03/06(Tue)
勢至菩薩(梵名マハースターマプラープタ)は、正しくは、大勢至菩薩と言い、知恵の偉大な力で人々の迷いを取り除く菩薩です。
観音菩薩とともに阿弥陀如来の脇侍となり、阿弥陀三尊を形成していることで知られています。
観音菩薩が宝冠の前面に化仏を表すのと対照的に、勢至菩薩の場合は水瓶を付けることが多いです。

『観無量寿経』に説かれていますが、観音菩薩の慈悲に対して、知恵の光を持ってあまねく一切を照らして人々を救済するため、観音菩薩ほど信仰を得られておらず、独尊像も少ないようです。

薬師如来本願功徳経では、八大菩薩の一尊。

浄土信仰の高まりとともに流行する来迎形式の阿弥陀三尊の場合では、観音菩薩が死者の霊をのせる蓮台を持つ姿に、勢至菩薩が合掌をする姿で作られ、その姿勢には立像・坐像のほかに跪像も見られます。

勢至菩薩跪像2
三千院 勢至菩薩跪像(阿弥陀三尊の左側で合掌している像)
スポンサーサイト
この記事のURL | 菩薩について | CM(2) | TB(1) | ▲ top
普賢菩薩
2012/02/07(Tue)
普賢はサンスクリット語でサマンタバドラ(三曼多跋陀羅)と言います。
サマンタは「普」、バドラは「賢(吉祥)」で、吉祥(良いこと)が普く行きわたるという意味です。

大乗仏教の菩薩の中でもとくに仏の理性を示す菩薩であり、諸菩薩の上位とされています。
文殊菩薩とともに釈迦如来の矜持としても表わされています。

慈悲をつかさどり、女人往生を説いたため、極楽往生を願う女性たちの篤い信仰を受けました。


普賢菩薩の像は、合掌し白象の背上の蓮華座に結跏趺坐するものが多く、まれに蓮華や如意・経典などを持つ場合も見られます。とくに『法華経』を信仰が高まった平安時代以降の制作になる作例が多いです。

普賢菩薩
大倉集古館 木造普賢菩薩騎象像

この記事のURL | 菩薩について | CM(0) | TB(1) | ▲ top
文殊菩薩
2010/01/16(Sat)
文殊は、文殊師利の略。サンスクリット語でマンジュシュリーと言います。
インドのバラモンの家に生まれましたが、長じて釈迦の弟子となり、釈迦が亡くなってからしばらくして、雪山に至り、500人の仙人のために十二部経(仏教の一切の教え)を説いた後、郷里に帰り尼拘楼陀と言う木の下で悟りを開いたと伝えられています。

実在の人物とも言われ、普賢菩薩とともに諸菩薩の中でもとくに重要な尊格です。
普賢菩薩とともに釈迦如来の脇侍として表され、釈迦三尊を構成します。

仏の弟子の中で最も優れた智慧の持ち主として知られ、「三人寄れば文殊の智慧」とも言われるように、諸仏の智慧を象徴する菩薩として有名で、学問成就や受験成就を願う学生が願掛けを行うことでも知られています。

右手に剣を持ち、左手に経巻を持って獅子の上の蓮華の台座に座るのが一般的な姿です。剣は智慧が研ぎ澄まされていることを、経巻は智慧そのものを表しています。

さまざまな説話も諸経典に伝えられており、『維摩経』には、論客と知られた維摩居士が、病床にあって釈迦の説法場に参集できなかったため、釈迦が見舞いに行くように仏弟子たちに命じたところ、論戦を恐れて誰も行きたがりませんでした。そこで釈迦の名代として文殊菩薩が訪ねて、仏法について維摩と論戦を交えたことが伝えられています。

また『旧華厳経』に、文殊菩薩の住所を「東北方の清涼山」と説いているため、中国では山西省五台山が文殊の聖地清涼山と定められて信仰を集め、やがてわが国にもたらされました。

興福寺-文殊菩薩坐像3
興福寺 文殊菩薩坐像

興福寺-文殊菩薩坐像4
興福寺 文殊菩薩坐像

にほんブログ村 宗教美術
FC2 Blog Ranking
人気ブログランキング

国宝阿修羅など名作も豊富【仏像ワールド】
この記事のURL | 菩薩について | CM(0) | TB(0) | ▲ top
馬頭観音
2009/09/08(Tue)
馬頭観音はサンスクリット語でハヤグリーヴァといい、密教の変化観音のひとつで、衆生の無知や苦悩を断じ、合わせて諸々の悪を破壊消滅させます。その姿は菩薩形というより明王形の忿怒尊として表され、そのため馬頭明王とも呼ばれることがあります。


像の形としてよく見られるのは3面8臂の立像で顔の額にはタテに目を刻んでいます。頭上には馬の頭を頂いているのが最大の特徴です。

根本馬口印という特殊な印を結び、他の手にはそれぞれ金剛杵や金剛棒を持ち、火焔の光背を背負っています。


また、近世には民間信仰とも結びつき、馬を守る仏と考えられ、農耕をはじめ交通・運送用の馬の安全を願って、路傍の石仏として各所で盛んにつくられました。

現存作例としては、福岡・観世音寺像は像高5メートルを超す平安時代の3面8臂像です。また、京都・浄瑠璃寺像は、鎌倉彫刻の貴重な作例です。

観世音寺-馬頭観音立像2
観世音寺 馬頭観音立像

浄瑠璃寺-馬頭観音立像
浄瑠璃寺 馬頭観音立像

にほんブログ村 宗教美術
FC2 Blog Ranking
人気ブログランキング


国宝阿修羅など名作も豊富【仏像ワールド】
この記事のURL | 菩薩について | CM(0) | TB(0) | ▲ top
如意輪観音
2009/09/06(Sun)
如意輪観音は、サンスクリット語でチンターマニ・チャクラ。
チンターマニは「如意宝珠」、チャクラは「法輪」の意味です。

「如意宝珠」とは、これを持てば意の如く財宝と福徳をもたらすという珠のことで、「法輪」はすなわち仏教の教えのことで、知得を満たすということです。法輪の智慧の力であらゆる衆生を教え導く仏の教えを象徴したもので、すべての煩悩を破壊する武器でもあります。

法輪であらゆる煩悩を破壊し、如意宝珠であらゆる願いをかなえてくれるのが如意輪観音です。


『如意輪陀羅尼経』では、世間(在世間)・出世間の2法を説き、前者では富貴・資財・勢力・威徳をことごとく成就させ、出世間では福徳・知恵を得て、慈悲心が増長し、人々を苦から救って衆生から愛敬されるといいます。


像の形は、もっともよく見られるのが1面6臂像で、6臂に六道の衆生の苦を抜き去り救済する意を表しています。

右第1手を頬にあてて、思惟の姿をとり、左第1手は垂下させ、他手には宝珠・念珠・蓮華・輪宝を持ち、右膝を立て両足裏を合わせる輪王坐という姿勢をとっています。

如意輪観音は安産の守護神として、早くから女性の間で盛んに進行されたことから、像容はことさらに女性的に作られたものが多いです。


大阪の観心寺、京都の醍醐寺の像が有名です。

歓心寺-如意輪観音坐像
歓心寺 如意輪観音坐像

歓心寺-如意輪観音坐像2
歓心寺 如意輪観音坐像

にほんブログ村 宗教美術
FC2 Blog Ranking
人気ブログランキング


国宝阿修羅など名作も豊富【仏像ワールド】
この記事のURL | 菩薩について | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。